京都の空き家見守り隊:法人概要

京都のNPO法人 古家改修ネットワークをご紹介いたします。

伝統的な町並みを残す

     

   私たちは活動を通じて、京都の町並み保存に貢献していきます。

残念ながら、京町屋は建築物であるため地域産業資源としての認定は受けておりません(あくまで観光資源認定。畳、建具のみの技術認定に指定)
しかしながら、京町屋が続く伝統的な街並みは京都が世界に誇る技術資源であり、私たちが後世に残していくべき財産に他ならないと考えています。
京都市中心部には戦前から残る京町屋が47,700軒現存しており独特の町並みを形成しています。
しかしながら京町屋を取り巻く環境は極めて厳しいのが実情です。
空き家が全体の10%を超え、その結果手入れがされずにやむを得ず解体される町屋も年間300軒近くあるとの報告があります。(平成21年度京町屋まちづくり調査)
定期的に空き家を点検さえしておけば、雨漏りや蟻害も早期に発見することができ、建物の老朽化を未然に防ぐことができます。
私たちは今回の活動を通じて、町並みの保存に貢献していきたいと願っております。


名称

    特定非営利活動法人 古家改修ネットワーク

所在地

    〒615−0906 京都市右京区梅津高畝町52番地2
                TEL 075−882−8721
                FAX 075−872−0223

役員

理事長
荒木 勇
(株)アラキ工務店 代表

副理事
岡村 利昌
(株)岡利 代表

理事
勝山 進
勝山材木店 代表

理事
松本 清一
(株)まつもと 代表

監事
山本 眞司
(株)山佐塗装 代表



設立の目的

    戦前に建造された京町家をはじめとする古家に居住する人たちに対して、住居の維持に関する
    的確なアドバイスを行い、住まいの手入れに関する正しい知識の普及に努めます。
     これにより、リフォーム詐欺被害を未然に防ぎ、住まいの耐久年数を延ばすことができると考えて
    いるからです。
    こうした活動により、戦前から京都に残る街並みを保存し、人と人とが互いの個性と人格を尊重し
    合う文化社会の実現に寄与することを目的としています。



活動の内容

    以下の3つの活動を行います。
    1.まちづくりの推進を図る活動
    2.消費者の保護を図る活動
    3.環境の保全を図る活動

事業内容

    以下の3つの事業を行います。
    1.古家の保全に必要な知識や、改修技術の習得に関する、研修会・講習会の企画・運営と講習
      会などへの講師派遣
    2.古家の保全に必要な知識や、改修技術の習得に関する、インターネットや印刷物を通じた情
      報提供
    3.古家改修診断事業

周辺地図

    
    ※事務局は、潟Aラキ工務店の2階になります。(日曜・祝祭日は、お休みしています)